Office Ton Pan Lar

Consideration of International Affairs by Office Ton Pan Lar

2021-04-09から1日間の記事一覧

モスクワは中国の貿易物流を維持するためのシベリア鉄道の改善および拡張に苦労している

ユーラシアデイリーモニターが、ロシアと中国の鉄道貨物物流について記事を掲載した。以下ご参考まで。 モスクワは長い間、ウラル山脈の東にある鉄道網を開発して、その大部分が道路のない地域の開発を促進し、石炭などの原材料の輸出を拡大したいと考えてい…

元米国駐ミャンマー大使へのインタビュー

イラワジ が、2021年4月8日に2016年から20年にかけてミャンマーの米国大使を務めたスコット・マルシエル氏へのインタビューを掲載した。昨日インタビュー記事が報道された日本の元駐ミャンマー大使には無かった「どうすればミャンマーの人々を助けることがで…

民主化だけでは国民は幸せにはならないと思うのだが ODAビジネス優先論に関して

永井浩氏による『日本の対ミャンマー政策はどこで間違ったのか 世界の流れ読めず人権よりODAビジネス優先』が2021年4月7日にNews Weekに掲載された。実際に経済成長を実現させた開発独裁を否定する論調には些か違和感を感じる。民主化だけでは国民は幸せ…

民主化を進めるための資金は誰が出すのか?という視点が残る

元毎日新聞の永井浩氏が日刊ベリタに寄稿し、News Week 2021年4月5日に転載された『繰り返されるミャンマーの悲劇 繰り返される「民主国家」日本政府の喜劇』を読んだが、「民主化を進めるための資金は誰が出すのか?」という視点が私には残る。 <ミャンマ…

ハーグ出廷/国民への根深い不信感/軍内部の統制が目的/アーサー・スワンイエトウ氏の論説

軍史研究家のアーサー・スワンイエトウン氏が thediplomat.comに寄稿し、News Week 2021年3月1日に転載された『ミャンマー国軍が「利益に反する」クーデターを起こした本当の理由』は足下の状況に対する新しい考察を呼び起こす。 <国軍は民政移管と経済改革…