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Consideration of International Affairs by Office Ton Pan Lar

フィンランド発シベリア鉄道経由日本行貨物輸送

フィンランドからシベリア鉄道経由で日本に送られるフルセットのコンテナ列車が組成されたとロシア鉄道専門誌グドークが報じた。

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ヨーロッパの輸出業者はますますサプライチェーンに鉄道ルートを含めるようになっている。

ロジスティクス事業者のRZDロジスティクスとNurminenLogistics OYJ(フィンランド)は、フィンランドからシベリア横断鉄道を経由して、フィンランドから日本への40フィートコンテナ41隻のコンテナ列車を組織しました。

コンテナ列車は4月15日にヴオサーリ駅(フィンランド)を出発しました。ヴォストチヌイ港への列車の到着予定時刻は4月27日です。さらに、コンテナはFESCOによって日本の横浜港に出荷されます。

「昨年11月、ロシア鉄道ロジスティクスとFESCOトランスポートグループの共同サービスであるシベリアランドブリッジの一部として、フルセットのコンテナ列車が日本からヨーロッパに運行されました。特にスエズ運河の最近の動向や海上貨物市場の全般的な状況を踏まえると、日本からヨーロッパへ、またはその逆の問い合わせが増加しています。この点で、フィンランドスカンジナビア諸国をシベリア横断鉄道の輸送フローに含めるというNurminen Logisticsのイニシアチブは、特に価値があります」と、ロシア鉄道ロジスティクスの局長であるDmitry Murev氏は述べています。

「日本はフィンランドにとって、中国に次ぐアジアで2番目に大きな貿易相手国です。フィンランドの設備、紙、木材は日本に輸出されています。北欧の輸出業者がすでに鉄道ルートを原材料と完成品のサプライチェーンに統合していることを嬉しく思います。このプロジェクトのパートナーを選ぶ際には、RZDロジスティクスがそのようなサービスを組織した経験があることが重要でした。近い将来、極東ロシアの港を経由してスカンジナビアアジア諸国の間の交通量が増加すると確信しています」と、NurminenLogisticsの鉄道輸送担当副社長兼ロシア部門のゼネラルディレクターであるOlgaStepanovaは述べています。

ヨーロッパと日本の企業は、シベリア横断ルートに沿って商品を輸送することにますます関心を示しています。これにより、従来の海路と比較して商品の配達時間を大幅に短縮でき、輸送コストの面でも競争力があります。